賃金規定は、それぞれの会社の実情に応じて決定し、また経営者の意向を盛り込んだものとすることが大切です。そのため、モデル就業規則を利用することは避けましょう。できれば、「賃金規程」として別に詳しく定めるのが望ましいでしょう。
※ なお、従前の賃金規定を変更ことは「不利益変更」の問題が生じることもあります。この場合に賃金規定を変更するためには従業員の「同意」が必要となります。また、退職金に限っていえば、この「同意」を得る事が困難な場合には新たに入社する社員から新制度を適用する(または廃止)退職金規定を作成する方法はあります。
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